修理屋目線で修理価格をどうやって下げていくかということを考えてみたいと思います。
修理価格を下げるためには まずは 固定費を下げること。
固定費とは 店舗の家賃とか 人件費とか 高熱費とかそういったものを下げていかないといけません。
店舗面積は最小で考えると10坪もあれば十分。家賃は固定費の大きなウエイトを占めます。
それから大事なのは仕入れ先を厳選して 値段が安いところをいかに探し出すかということです。
ただ安ければいいというだけならアリエクスプレスというのも、もちろんありなんですがw
残念ながら パーツが来なかったり パーツが届くのに1、2週間かかったり。
そういうことが非常に多くて不安定なので お客様の 判断で ご指示がある場合しか 使うことができません。
大体修理というのはすぐ直らないと困ることが多いので長々置いておけないという事情はあるでしょうから、基本的に ディーラーって言うんですがパーツ屋さんですね、部品を持っていらっしゃるところから お願いすることが多いです 。
そうするとパーツの在庫切れでも 待って3日で修理に取りかかれますから。
開店するにあたって一番最初に考えたのはいかに 修理費用を 抑えてお客様に還元できるか? そこがテーマでした。 一番大事なところは そこ だと思っております。
ただ一番賑やかなところで人が通ってないと 来客が見込めないので値段も 下げることができません。
それを考えて 修理屋の特性として 修理屋 単体でやるのであれば そんなに広さはいらないのです。
狭い店舗にすることで家賃を抑え 最初は自分でやれば 給料すらいらないので 経費は抑えられ 居抜きの状態で内装もせず 最小限必要なものだけを置くことで 経費を かけないでやっています。
学生時代のアルバイトは 無線機の販売と改造と、いうか バンド幅を広げるという おまけみたいな機能をアマチュア無線機に追加できるお店に勤めてました。
卒業するまで 3年間にわたり 毎週 休むこともなく 土曜日日曜日は 勤めさせていただきました 。それが非常に良い思い出で。
数年前に遊びに行ったんですが まだお元気で 第一線で活躍されておられました。
そういう環境を自分で作って 社会に還元できたら いいなと 思っております。
お店の名前は ヤマト無線。 福島県郡山市中町の パーツショップです。
あの頃は 2階が 無線部で 弟さんが いらっしゃって 無線機の 改良 を お二人の方がなさってました。
大きな 白い犬が いて 先代の社長さんがいて・・・ とても暖かい場所でした。